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※着用画像・使用イメージ画像は基本的に作家本人です。
「手をつなぐ一瞬」
▪️サイズ:たて約3.7cm × よこ約2.6cm
※ミリ単位の誤差がある場合があります。
▪️ことばの記録:
始まりと終わりが手をつなぐ、その一瞬。
通りすぎた風が、桜を散らす。
▪️素材について:
透明なクリスタルガラスに、淡い半透明の白を重ね、さらにその上に濃淡ある桜色を、花びらのように散らした三重構造。
見る角度や光によって、色の重なりが淡くにじみ、まるで雪のうえに舞い落ちた桜のような幻想的な表情を見せます。
そのひと粒に閉じ込めたのは、季節の境界線にだけ現れる、ほんの一瞬の美しさです。
▪️装いについて:
このドロップは、春の軽やかさと静けさを同時にまとうような装いに寄り添います。
白や生成り、桜色などの淡いトーンの服には柔らかく溶け込み、静かな気品を添えてくれます。
また、黒やネイビーなどのシックなスタイルに合わせることで、ガラスの透明感と桜色が浮かび上がり、印象的なアクセントに。
麻や綿などの天然素材、シンプルなワンピースやブラウス、また春らしいスカーフや羽織ものとの相性も抜群です。
Tシャツ×デニムのようなカジュアルな装いに、“一滴の詩”を添えるような楽しみ方もおすすめです。
大人の感性に響く、さりげない季節の表現として──
身につける人の「その日」を、少しだけ特別にするドロップです。
▪️光の扉:
やわらかな光を層の奥へと取り込みながら、そのすべてを静かに溶かし込んでいく姿は、
まさに、始まりと終わりが交差する“季節の境目”に差し込む、境界の光そのものです。この作品は、光が「境界」をそっと照らす瞬間──
季節の交差点に射し込む、やさしく確かな“通過点の光”と深く呼応しています。
「始まりと終わりが手をつなぐ、その一瞬。」
これは、冬と春、過去と未来、別れと出会いなど、ふたつの相反する時間や感情が交差し、ひとつになる“境界の瞬間”です。
それは雪と桜を同時に見る北海道の春という自然の中にあるかもしれないし、人生のなかでふと訪れる静かな“通過点”かもしれません。
時間は切れ目なく流れているのに、それはまさにガラス作品のように、永遠に閉じ込めた一瞬の光景です。
▪️ご注文に関して:
在庫をアトリエのギャラリーと共有しているため、ご注文後に在庫切れが発生する場合がございます。ご注文作品の在庫確認後、在庫切れの場合はメールにてご連絡いたします。
大切にそして手間をかけてひとつひとつ手作りしています。
同じものは 2つとありません。
▪️ピアスオプションについて:
ペンダントとセットで、14KGF(14金ゴールドフィルド)フックのピアス、またはイヤリングをお作りするオプションもご用意しております。制作に2週間程度のお時間をいただきますが、ペンダントにぴったりと寄り添うかたちでお仕立ていたします。
ご希望の場合はご注文時にお知らせください。
ドロップ作品は、毎年『Drops Chronicle(ドロップス・クロニクル)』として記録を重ねていきます。
それぞれの色とことばを、一冊の航海図のように編み込んで。
そしていつか、選ばれた物語たちを、一冊の本に。
クリスタルが纏う光と色のうつろいを、映像でどうぞ。