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※着用画像・使用イメージ画像は基本的に作家本人です。
「わすれても、いい。」
▪️サイズ:たて約4cm × よこ約2.7cm
※ミリ単位の誤差がある場合があります。
▪️ことばの記録:
あのひ、
ちいさな背中ごしに咲いた花火。
わすれても、いい。
わすれずに、おぼえておくからね。
▪️素材について:
高透明度のクリスタルガラスをベースに、
さまざまな色の色ガラスを、粒のように細かくラウンド状に切り出し、
炎の中でひと粒ずつ配置していく、繊細で手間のかかる技法を用いて制作しています。
この作品では、とくに記憶の中に残る「残像のような光」を意識し、
あえて粒を整えすぎず、時間のなかでゆっくりほどけていくような並びにしています。
光を透かす角度によって、粒は一瞬鮮やかに、またあるときは淡く沈み、
記憶の奥に浮かぶ色彩のような揺らぎを感じられる仕上がりとなっています。
▪️装いについて:
このドロップは、光を内側にたたえたようなやわらかな透明感と、点在する色ガラスのきらめきが特徴です。
肌にのせたとき、まるで空気の一部がアクセサリーになったような軽やかさもあり、装いに静かな個性を添えてくれます。
色味は主張しすぎず、でもよく見ると深みがあり、
白や生成りなどの明るい服と合わせれば、清らかな透明感が際立ち、
ネイビーやチャコールなどの落ち着いた色には、静かなきらめきが浮かび上がります。
丸首のトップスやワンピースの胸元にすっと置けば、印象をやわらかく引き立て、
タートルネックやハイネックにあわせても、ガラスならではの質感が際立ちます。
金属や宝石と違い、ガラスは光と色をまとう素材。
だからこそ、派手さではなく「静けさの中にある美しさ」を求める人にとって、
日常のスタイルにさりげなく詩を添えるようなアクセサリーになります。
コーディネートの主役ではなく、
“忘れられたくない日”にそっと選びたくなる一粒。
そんな存在感をそっと胸元に添えてくれるペンダントです。
▪️光の扉:
この作品が開いたのは、「光の扉」。
ただしそれは、はっきりと差し込むような光ではなく、
時間が経っても胸の奥に灯り続ける、小さな光の記憶です。
「光の扉」がもつ――
やわらかさ、感情の光と影、始まりと終わりの交差点という詩的な核と、
この作品の中に流れる“忘却と記憶のあいだ”にあるやさしいまなざしは、深く呼応しました。
▪️ご注文に関して:
在庫をアトリエのギャラリーと共有しているため、ご注文後に在庫切れが発生する場合がございます。ご注文作品の在庫確認後、在庫切れの場合はメールにてご連絡いたします。
大切にそして手間をかけてひとつひとつ手作りしています。
同じものは 2つとありません。
▪️ピアスオプションについて:
ペンダントとセットで、14KGF(14金ゴールドフィルド)フックのピアス、またはイヤリングをお作りするオプションもご用意しております。制作に2週間程度のお時間をいただきますが、ペンダントにぴったりと寄り添うかたちでお仕立ていたします。
ご希望の場合はご注文時にお知らせください。
ドロップ作品は、毎年『Drops Chronicle(ドロップス・クロニクル)』として記録を重ねていきます。
それぞれの色とことばを、一冊の航海図のように編み込んで。
そしていつか、選ばれた物語たちを、一冊の本に。
クリスタルが纏う光と色のうつろいを、映像でどうぞ。