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※着用画像・使用イメージ画像は基本的に作家本人です。
「たとえば、このたんぽぽみたいに。」
▪️サイズ:たて約3.2cm × よこ約2.2cm
※ミリ単位の誤差がある場合があります。
▪️ことばの記録:
なくさなくても、
わかるようになりたい。
これがどれほど、
奇跡だったかということを。
たとえば、
このたんぽぽみたいに。
▪️素材について:
素材はクリスタルガラス。
透明と不透明のあいだのような、淡い乳白色のベースに、やさしい黄色と黄緑の模様がやわらかく浮かびます。
光を透かすと、ミルキーでシルキーな質感がほのかに現れ、見る角度によって静かに表情が変化します。
たんぽぽが風を待ちながら膨らむあの小さな姿を、閉じ込めたような一粒です。
▪️装いについて:
淡くやさしい黄色と黄緑の色彩が、ミルキーな乳白色のガラスにやわらかく浮かぶこのペンダントは、
生成りやリネン、ベージュトーンのワンピース、素肌になじむ白Tシャツなど、飾らない装いに自然と寄り添います。
派手さはなく、光を静かにまとったような佇まいが、日々の中にそっと溶け込みます。
気持ちを落ち着けたいときや、静かな心を取り戻したいとき、
ふと視線を落とすその先で、「今ここにあるもの」の美しさを思い出させてくれるかもしれません。
たんぽぽが咲くという、あたりまえのようで奇跡的な風景に、心を向ける日のために。
▪️"星"の扉:
地球をのぞけば、いま人類が住める可能性があると言われているのは、火星だけ。
もしそこを実際に歩くことができたとしても、目に入ってくるのは、赤茶けた岩と砂の風景ばかり。
緑も、花も、命の色はほとんど見つけられない。
それに比べて、私たちが暮らす地球には、色がある。
風に揺れる草、笑い声のような花、生命が交差しながら生きている色と音と匂いがある。
たんぽぽは、その地球の奇跡を静かに教えてくれる存在だと思う。
どこにでも咲いているように見えるけれど、
それは水があり、空気があり、光があり、命が受け継がれている証。
つまり、「咲いていること」そのものが、もう十分にすごいのだと。
この作品は、そんな“当たり前のなかの奇跡”をテーマに生まれました。
ふだんは気づかず通り過ぎてしまうような、けれど、ある日ふと立ち止まったときにだけ見えてくる光。
その静かな光は、“星の扉”が抱く世界――
夜の静けさ、孤独の美しさ、夢や祈りのように見上げる光――と、深く響き合っています。
あたりまえの中にあるかけがえのなさに気づくこと。
それは、夜空にひとつ星を見つけるような、静かで確かな感動です。
この小さなたんぽぽの一粒に、
そんな星のようなまなざしを、そっと閉じ込めました。
▪️ご注文に関して:
在庫をアトリエのギャラリーと共有しているため、ご注文後に在庫切れが発生する場合がございます。ご注文作品の在庫確認後、在庫切れの場合はメールにてご連絡いたします。
大切にそして手間をかけてひとつひとつ手作りしています。
同じものは 2つとありません。
▪️ピアスオプションについて:
ペンダントとセットで、14KGF(14金ゴールドフィルド)フックのピアス、またはイヤリングをお作りするオプションもご用意しております。制作に2週間程度のお時間をいただきますが、ペンダントにぴったりと寄り添うかたちでお仕立ていたします。
ご希望の場合はご注文時にお知らせください。
ドロップ作品は、毎年『Drops Chronicle(ドロップス・クロニクル)』として記録を重ねていきます。
それぞれの色とことばを、一冊の航海図のように編み込んで。
そしていつか、選ばれた物語たちを、一冊の本に。
このクリスタルが纏う光と色のうつろいを、映像でどうぞ。