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※着用画像・使用イメージ画像は基本的に作家本人です。
「Love - 心 (2025-6)」
▪️サイズ:たて約3.7cm × よこ約2.4cm
※ミリ単位の誤差がある場合があります。
▪️ことばの記録:
輪郭のない心が、雫(しずく)に浮かぶ。
わかるような、わからないような。
その曖昧さの中で、私たちは繋がり、
支え合い、共に季節を重ねていく。
心はときに曖昧で、
言葉にも形にもできないまま揺れ続けます。
けれど、その揺らぎは、
誰かを思い、理解しようとする優しさの源でもあります。
はっきりしないまま寄り添い合い、
季節を重ねていけること。
その曖昧さを肯定して生きることを、
Love – 心シリーズに託しました。
▪️素材について:
6点目は、
金色のクリスタルガラスに柔らかなオレンジの心が浮かぶ雫です。
中心の色は赤よりも穏やかで、
炎のような激しさではなく、
あたたかさを保ち続ける 余火のような静かな熱。
ゴールドの層は、
時間とともに積み重ねられた記憶の光を思わせ、
決して強すぎない光の粒が
内側からそっと滲み出ています。
色の境界はとけるように曖昧で、
オレンジと金の混ざり合いは、
感情が急激に流れるのではなく
静かに育っていく過程を宿しているようです。
細かな気泡は息遣いのように浮かび、
柔らかなグラデーションは、
「成熟した優しさ」や「慈しみの温度」をかたどる一滴となりました。
▪️装いについて:
この雫は、
強く主張するアクセサリーではありません。
それは胸元に
あたたかな灯りをともす一点。
白や生成りのニット、
アイボリー、ベージュ、キャメルなど、
自然素材の柔らかな色に寄り添うと、
ほのかな金色が呼吸をし始め、
胸元に静けさと温度を宿します。
黒や深いネイビーに合わせれば、
オレンジの光が溶け込む炎のように
凛とした存在感を生み、
「成熟した大人の色気」を投げかけてくれます。
外光の下では金色がやさしく反射し、
夜の照明ではオレンジが濃く沈み、
表情は深く静かに変化します。
休日の装いにも、
記念日の一着にも、
無理なく馴染みながら、
纏う人の心の色をほんのり映すような雫です。
▪️森の扉:
赤く燃える炎ではなく、
深い根の下でじんわり温度を保ち続ける命。
木々の内側に通っている水の流れのような、
静かで確かな“循環”。
オレンジの心と金色の光は、
森の奥深くで脈打つ生命力のようであり、
強くは語らないけれど、
確かな温度を持って生きている存在を思わせます。
心の色が少しずつ育っていくこと。
焦らず、揺らぎながら、それでも息づく明かりがあること。
このドロップが森の扉を開いたのは、
内側に宿る静かな温度と、
成熟した優しさの色合いを抱いていたからです。
▪️ご注文に関して:
在庫をアトリエのギャラリーと共有しているため、ご注文後に在庫切れが発生する場合がございます。ご注文作品の在庫確認後、在庫切れの場合はメールにてご連絡いたします。
大切にそして手間をかけてひとつひとつ手作りしています。
同じものは 2つとありません。
▪️ピアスオプションについて:
ペンダントとセットで、14KGF(14金ゴールドフィルド)フックのピアス、またはイヤリングをお作りするオプションもご用意しております。制作に2週間程度のお時間をいただきますが、ペンダントにぴったりと寄り添うかたちでお仕立ていたします。
ご希望の場合はご注文時にお知らせください。
ドロップ作品は、毎年『Drops Chronicle(ドロップス・クロニクル)』として記録を重ねていきます。
それぞれの色とことばを、一冊の航海図のように編み込んで。
そしていつか、選ばれた物語たちを、一冊の本に。
クリスタルが纏う光と色のうつろいを、映像でどうぞ。