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※着用画像・使用イメージ画像は基本的に作家本人です。

「Love - 心 (2025-3)」

Model No. Chronicle-110 (2025)
30,000円(税込33,000円)
この作品は売り切れました。

▪️サイズ:たて約3.5cm × よこ約2.3cm

※ミリ単位の誤差がある場合があります。

▪️ことばの記録:

輪郭のない心が、雫(しずく)に浮かぶ。
わかるような、わからないような。
その曖昧さの中で、私たちは繋がり、
支え合い、共に季節を重ねていく。

心はときに曖昧で、
言葉にも形にもできないまま揺れ続けます。
けれど、その揺らぎは、
誰かを思い、理解しようとする優しさの源でもあります。
はっきりしないまま寄り添い合い、
季節を重ねていけること。
その曖昧さを肯定して生きることを、
Love – 心シリーズに託しました。

▪️素材について:

やわらかな白濁ベースのクリスタルガラスの中に、
淡いローズやピンクの色がゆっくりと溶け込みます。
白の層が色を包むように覆うことで、
ピンクの輪郭ははっきりとは見えず、
淡く、滲むようなハートが姿を現します。
散りばめられた箔は繊細な粒子となって
色と白の境界に漂い、
優しい空気を帯びた一滴をつくり出しています。
紅の濃淡、白の柔らかさ、
そして曖昧に浮かぶ心のかたち。
そのすべてが、br /> “傷つくことを知っている優しさ”の色彩を宿しています。

▪️装いについて:

白とピンクが混ざり合う柔らかな雫は、 装いの印象をふわりと明るくしてくれる一滴です。
アイボリー、淡いベージュ、生成りのニット。
軽やかなトーンの服に合わせれば、
胸元に春めく空気を灯すように
優しい色の気配が重なります。
また、グレーやブラックの服と合わせると
ピンクが静かに浮かびあがり、
喧騒の中で呼吸するような穏やかさを添えてくれます。
鏡の前で身につけたとき、
白の中に溶け込むピンクが
胸元をほのかに染め、
自然と姿勢を整えてくれることがあるかもしれません。
特別な日だけでなく、
家族で過ごす休日、
大切な人と過ごす夕暮れ、
一人で歩く静かな散歩道。
どんな時間にも馴染み、
その人の心に寄り添う柔らかな色です。

▪️光の扉:

白濁の層から滲み出るように浮かぶピンクの心は、
朝の光が霧の向こうから差し込む瞬間にも似ています。
明るく鮮明ではなく、
ぼんやりと、あたたかく輪郭を持つ光。
曖昧だからこそ感じられる優しさや静けさ。
箔の細かな粒は、
その光が空気の中に漂う塵のように煌めき、
雫全体をほのかな明るさへと導いています。
このドロップが光の扉を開いたのは、
“柔らかい光の中でゆっくり姿を表す心”
を宿していたからです。

▪️ご注文に関して:

在庫をアトリエのギャラリーと共有しているため、ご注文後に在庫切れが発生する場合がございます。ご注文作品の在庫確認後、在庫切れの場合はメールにてご連絡いたします。

大切にそして手間をかけてひとつひとつ手作りしています。
同じものは 2つとありません。

▪️ピアスオプションについて:

ペンダントとセットで、14KGF(14金ゴールドフィルド)フックのピアス、またはイヤリングをお作りするオプションもご用意しております。制作に2週間程度のお時間をいただきますが、ペンダントにぴったりと寄り添うかたちでお仕立ていたします。
ご希望の場合はご注文時にお知らせください。

ドロップ作品は、毎年『Drops Chronicle(ドロップス・クロニクル)』として記録を重ねていきます。
それぞれの色とことばを、一冊の航海図のように編み込んで。
そしていつか、選ばれた物語たちを、一冊の本に。

クリスタルが纏う光と色のうつろいを、映像でどうぞ。

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