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※着用画像・使用イメージ画像は基本的に作家本人です。
「Love - 心 (2025-4)」
▪️サイズ:たて約3.6cm × よこ約2.5cm
※ミリ単位の誤差がある場合があります。
▪️ことばの記録:
輪郭のない心が、雫(しずく)に浮かぶ。
わかるような、わからないような。
その曖昧さの中で、私たちは繋がり、
支え合い、共に季節を重ねていく。
心はときに曖昧で、
言葉にも形にもできないまま揺れ続けます。
けれど、その揺らぎは、
誰かを思い、理解しようとする優しさの源でもあります。
はっきりしないまま寄り添い合い、
季節を重ねていけること。
その曖昧さを肯定して生きることを、
Love – 心シリーズに託しました。
▪️素材について:
この作品は、今回の8点の中でも特に
色彩の層が多重に重なった雫です。
淡いピンクや青、
静かに息づくグリーン、
そして箔が浮遊しながら溶け込み、
重なった色がひとつの心をかたどっています。
青は静けさ、
ピンクは想いの温度、
グリーンは芽吹きや再生。
そこに漂う箔は、
積み重ねてきた日々の微かな記憶の粒のよう。
色同士が境界線を持たず溶け合い、
はっきりしない曖昧な中心を抱くことで、
“ひとりの人間が抱く多層の感情”
が静かに浮かび上がります。
細かな気泡は息遣いのように灯り、
生命感を微かに漂わせる一滴です。
▪️装いについて:
この雫は、
たくさんの色が内側で交わることで
“見る人の心に合わせて表情を変える”
不思議な魅力を持っています。
白やグレーのワントーンの服では、
青やピンクが静かに浮かび上がり、
胸元にやわらかな透明感が生まれます。
柔らかなベージュや淡いパープル、
くすみ色との相性もよく、
落ち着いた着こなしの中に
内なる想いの彩りを添えてくれます。
また、鮮やかなワンピースや黒のシックな装いと合わせると、
色と箔がきらりと響き合い、
“感情の深さ” を纏うような存在感すら宿します。
自然光の下ではブルーが息づくように澄み、
夜の照明の中では箔が星屑のように舞う。
装いの雰囲気や時間帯によって
表情が大きく変わる一滴です。
▪️虹の扉:
複数の色が境界なく溶け合い、
どれかひとつの色に定めることのできない心。
赤くもあり、青くもあり、
優しくもあり、揺らぎも抱く。
その多彩さは、
虹の光がひとつの帯となって現れる瞬間を思わせます。
強さだけでも、やわらかさだけでもない、
多層の色で成る心のかたち。
色が混ざり合いながら生まれる豊かさこそ、
虹の扉の核となるテーマです。
このドロップが虹の扉を開いたのは、
“想いが色を変え続ける美しさ”
を宿していたからです。
▪️ご注文に関して:
在庫をアトリエのギャラリーと共有しているため、ご注文後に在庫切れが発生する場合がございます。ご注文作品の在庫確認後、在庫切れの場合はメールにてご連絡いたします。
大切にそして手間をかけてひとつひとつ手作りしています。
同じものは 2つとありません。
▪️ピアスオプションについて:
ペンダントとセットで、14KGF(14金ゴールドフィルド)フックのピアス、またはイヤリングをお作りするオプションもご用意しております。制作に2週間程度のお時間をいただきますが、ペンダントにぴったりと寄り添うかたちでお仕立ていたします。
ご希望の場合はご注文時にお知らせください。
ドロップ作品は、毎年『Drops Chronicle(ドロップス・クロニクル)』として記録を重ねていきます。
それぞれの色とことばを、一冊の航海図のように編み込んで。
そしていつか、選ばれた物語たちを、一冊の本に。
クリスタルが纏う光と色のうつろいを、映像でどうぞ。