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※着用画像・使用イメージ画像は基本的に作家本人です。
「Love - 心 (2025-5)」
▪️サイズ：たて約3.7cm × よこ約2.6cm
※ミリ単位の誤差がある場合があります。
▪️ことばの記録：
輪郭のない心が、雫（しずく）に浮かぶ。
わかるような、わからないような。
その曖昧さの中で、私たちは繋がり、
支え合い、共に季節を重ねていく。
心はときに曖昧で、
言葉にも形にもできないまま揺れ続けます。
けれど、その揺らぎは、
誰かを思い、理解しようとする優しさの源でもあります。
はっきりしないまま寄り添い合い、
季節を重ねていけること。
その曖昧さを肯定して生きることを、
Love – 心シリーズに託しました。
▪️素材について：
5点目はシリーズの中でも特に
深い赤紫の層と漆黒が響き合う雫です。
透明層の内側に重ねられた
濃度の高いピンク〜紫のハート色と、
細かな箔がひしめくような密度で浮かんでおり、
まるで心の奥底に
秘めてきた想いや時間が
ぎゅっと凝縮されているようにも見えます。
箔は細かく砕け、
「記憶が断片となって重なり続ける姿」のようであり、
それでいて光を捉える瞬間だけ
ふっときらめく表情を見せます。
色の境界はくっきりしないまま、
深い夜の影と光の粒子が互いを映すことで、
強さと脆さ、静寂と熱、愛着と不安
そんな相反する感情までも許容する
豊かな奥行きを抱いています。
▪️装いについて：
この雫は存在感が強く、
特に落ち着いた装いに深みを与える力があります。
黒のワンピースや
ダークトーンのアウターに合わせると、
胸元に深紅の火が灯ったような気配が生まれ、
白やライトグレーの明るい服と合わせれば、
凛とした紫が際立ち、
品格ある彩りが漂います。
シンプルなTシャツの胸元に置くと
ラフさの中にほんの少しの強さが宿るようで、
叙情的な雰囲気さえ感じられます。
“装飾”というより、
胸元で静かに感情が呼吸しているかのよう。
暗い照明や夜の街灯の下では、
箔が星座のように輝き、
深い赤紫は夜の静けさと呼応するため、
夜の外出や特別な日の装いにもよく似合います。
▪️星の扉：
心の奥底にある影や光。
夜にだけ静かに浮かび上がる想い。
強く抱いた願いや、
胸に秘めた祈りのようなもの。
深い紫と赤の濃淡は、
夜空の静けさに滲む星屑のようであり、
砕かれた箔は無数の星々が
息づく瞬間を閉じ込めたかのようです。
“感情の深層”をそのまま色に置き換えたようなこの雫は、
星の扉が宿す核──
影と光の共存、孤独の美しさ、祈りの気配
そんなテーマと強く響き合いました。
このドロップが星の扉を開いたのは、
夜の深みに揺れる心を思わせる濃度と、
光を宿し続ける記憶の粒を抱いているからです。
▪️ご注文に関して：
在庫をアトリエのギャラリーと共有しているため、ご注文後に在庫切れが発生する場合がございます。ご注文作品の在庫確認後、在庫切れの場合はメールにてご連絡いたします。
大切にそして手間をかけてひとつひとつ手作りしています。
同じものは 2つとありません。
▪️ピアスオプションについて：
ペンダントとセットで、14KGF（14金ゴールドフィルド）フックのピアス、またはイヤリングをお作りするオプションもご用意しております。制作に2週間程度のお時間をいただきますが、ペンダントにぴったりと寄り添うかたちでお仕立ていたします。
ご希望の場合はご注文時にお知らせください。
ドロップ作品は、毎年『Drops Chronicle（ドロップス・クロニクル）』として記録を重ねていきます。
それぞれの色とことばを、一冊の航海図のように編み込んで。
そしていつか、選ばれた物語たちを、一冊の本に。
クリスタルが纏う光と色のうつろいを、映像でどうぞ。